みなさま、こんにちは。神奈川県横浜市でFEJオフィシャルスクール「フレーズ」を主宰している柘植です。
一年の中でもさまざまな花が咲く華やかな季節。
ご自宅でガーデニングを楽しまれている方も多いのではないでしょうか^^
本日のフラワーレシピでは、ガーデニング好きな方も楽しめる、寄せ植え風のアレンジメントの作り方をご紹介♪
お部屋で気軽に楽しめるお手入れいらずのアレンジメントです!
レシピの後にこのアレンジの使用花材と材料費までご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください^^
それではよろしくお願いいたします!
部屋で楽しむガーデニングライフ♪初夏の寄せ植え風アレンジメント
用意するもの


花器(陶器) ドライフォーム
アーティフィシャルフラワー(ラベンダーブッシュ、スターリングフラワー、マーメイドローズピック、フランネルショート、パセリブッシュ、プミラスプレー)
プリザーブドフラワー(ジニア)、ドライ(スパニッシュモス)
花器は鉢植えをイメージして陶器の選びました。
その他資材
グルーガン、ボンド、ハサミ、ワイヤーカッター、フローラテープ、定規、ワイヤー(#24ハダカ、地巻きグリーン)
ステップ1)花器にフォームを設置します
ドライフォームをカットして、花器に設置します。フォームの高さは花器より約2㎝ほど低めに入れます。
丸い花器はフォームが動きやすいので、ボンドまたはグルーをフォームの下につけてしっかりと固定します。
また隙間もカットしたフォームを使って埋めておきましょう。
スパニッシュモスでカバーリングをします。中央付近は花材をたくさん差しますので薄めに置き、端の方は隙間をしっかりと埋めておきます。
モスを置いたら、グリーンワイヤー1/3カットしたものでUピンを作り4,5か所留めておきましょう。
スパニッシュモスは最後の仕上げにも使いますので少し残しておきます。
ステップ2)花材の準備
ジニアをワイヤリングします。
茎に穴があいていますので、1/3カットした#22ハダカワイヤーにボンドをつけて穴に差し込みます。
ワイヤーを補強するために、茎の部分からテーピングをします。
3輪の長さを少しずつ変えてアレンジしますので、テーピングする長さも変えておきます。
ラベンダーは長めに使うもの(約34センチ)を5本、短めに使うもの(約27センチ)を3本に切り分けます。
茎はそのまま使ってアレンジしますのでワイヤリングは必要ありません。
スターリングフラワーは2Pに切り分けます。約40センチと28センチにカットしました。
こちらもワイヤリングせずそのまま茎を使ってアレンジします。
マーメイドローズピック、フランネルショートは切り分けずにそのまま使います。
プミラスプレーはツルを3P、2,3葉のパーツを3Pに切り分けます。
葉っぱだけのパーツは#24グリーンワイヤーでワイヤリングします。
パセリブッシュは2Pに切り分けて、茎が短いものはワイヤリングしておきましょう。
これで花材のワイヤリングができました!
ステップ3)花材をアレンジしていきます
今回のアレンジメントの特徴は寄せ植え風なので、お庭で自然に花が咲いている雰囲気をイメージして作っていきます。
ポイントとしては、
グルーピングをする・・・同じ種類の花が株で咲いているようにアレンジします。
高さに変化をつける・・・高低差をつけることですべてのお花が美しく見えるように配置します。
このようなポイントを意識してアレンジしてみましょう!
最初にラベンダーを入れます。花材はすべて茎やワイヤーの先端にボンドをつけて差し込みます。
長めのラベンダーの内1本を中心付近に差します。高さは器の下から約45センチです。
残りの長めのラベンダーも中央付近に少しずつ角度を変えて入れます。先端の向きを外側に開くように入れるとボリューム感が出せます。
短めの茎も先ほど入れた長めの茎に沿わせるように入れます。ラベンダーが株で咲いているイメージで入れてみてください。
次にスターリングフラワーを入れます。
長いパーツはラベンダーの後ろ側に入れます。高さは52㎝で、この花がTOPの高さになります。
もう1本の短めのパーツは器の左側に少し開くように入れておきます。
続いてジニアを中央やや右よりに高さを少しずつ変えて差し込みます。
一番高いジニアの高さはラベンダーの半分くらいになるようにしています。
続いてマーメイドローズピックを1本は中央付近に、もう1本はやや左側に入れます。
マーメイドローズピックも長さを少し変えて入れます。
アレンジの一番目立たせたい部分(フォーカルエリア)に明るいイエローの花が入って華やかになりましたね^^
さらにアレンジの左側にフランネルショートを入れます。
花が全て入りましたので、グリーンを入れていきます。
プミラスプレーの一番長いツルを左後ろから前に垂らすように入れます。茎を曲げて形よく入れてみてくださいね。
残りの2本のツルもそれぞれ高さと奥行を出しながら入れていきます。
横からプミラスプレーの入れ方をチェックしてみましょう。
グリーンも株で入っているイメージで、ツルが伸びてナチュラルに見えるように入れてみてくださいね。
パセリブッシュはジニアの足元とアレンジの左側のスペースを埋めるように入れます。
手前のパーツはややふんわりと器からこぼれるように入れると自然に見えます。
さらに残しておいたプミラのリーフパーツを花器のフチ付近に入れて足元をカバーします。
仕上げに全体をチェックしてフォームの見えているところや後ろ側など足元が見えている部分などにスパニッシュモスを足しておきます。
完成です!
最後にリーフの位置や花の向きをチェックして完成です。
TOPのスターリングフラワーの先端付近についていたリーフは重ためだったのでカットし先端が軽くなりました。
3方向からチェックしてみましょう!
グルーピングして入れた花の高さがTOPから少しずつ高低差がついて入っていればOKです!
アレンジの原価
こちらでご紹介したアレンジレシピの原価です。
・花器 陶器(直径10センチ×高さ12.5センチ)550円
・ジニア3輪 480円
・ラベンダーブッシュ 500円
・スターリングフラワー 350円
・フランネルショート 170円
・マーメイドローズピック2本 460円
・パセリブッシュ 180円
・プミラスプレー 340円
・スパニッシュモス 30円
・その他 200円
合計 3260円(税別) レッスン参考価格 9000円~
まとめ
寄せ植え風のデザインを作るときには花選びもポイントがあります。
色合わせなども、もちろん大切なのですが「季節感を合わせること」がポイントのひとつです。
今回は初夏をイメージしていますので、夏頃に咲く花ラベンダーやジニアなどを選びました。
春の寄せ植え風でしたら、ストックやチューリップやパンジー、ラナンキュラスなど。
季節感を感じる花の組み合わせを使うことでよりナチュラルでリアリティのある寄せ植え風アレンジメントができます^^
マンションなどお庭がない場合でも、玄関ポーチやベランダに大きめの寄せ植え風アレンジメントを置いても素敵ですね♪
外に飾る場合は雨や湿気の影響を受けないように花材はすべてアーティフィシャルフラワーにするのがおすすめです。
フレーズ (FEJ神奈川オフィシャルスクール)
柘植 恭子
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